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仕事の鬼、永井常雄です。
弊社の毎日の業務を支え続けてくれた車輛、MAZDA ボンゴブローニィ。
9月末、走行不能の状態になり、廃車にする運びとなりました。
彼と出逢ったのは6年前。走行8万キロ、5年落ちで私の手元に来ました。それまでは、トラックか軽自動車で動いていた私にとって、あれだけの積載量で箱型の車は非常に心強い存在でした。最初は岡山の現場に通い、その後は関西一円から四国、九州の現場まで道具と私たちを運んでくれました。
恵孝が入社したての頃、現場に行った帰りの道中、車体の左半分をズルズルに擦って帰ってきたことがありました。狭い所に入り込んだらしく、立ち往生してその様な状態になったそうです。狭い現場の駐車場で方向転換をしている時、後方の確認不足で現場の仮囲いの単管にぶつけたこともありました。
真就は運転初心者という事もあり、入社して少し経ってから現場の帰りに練習がてら運転させると、左側で信号待ちしている車の横を右折レーンを通り、過ぎ去ろうとした時、寄りすぎてミラー同士を擦ったことがありました。しかも相手は新車のハイエース。幸い傷はほぼなく、相手の方が良い方で『気をつけなよ』と声をかけて頂き、済ませて下さいました。まるでスポーツカーに乗っているかのように、この車のエンジンには負担になるような乱暴な運転をして私に怒られた事もありました。
私たちの運転技術の未熟さから傷だらけにしてしまったボンゴ。一度、当て逃げにあい（相手が自首されたので直してもらいました）、かなり損壊した状態になっても私たちの元に帰ってきたボンゴ。いつも苦楽を共にしてきた戦友。他にもたくさんの思い出があります。
別れるのは寂しいですが、次の相棒（納車は11月下旬）と共に新しいスタートを切りたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
